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雪雪/醒めてみれば空耳

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2006-07-31 海の無い波が打ち上げるもの

_ 答えがやってきたので解けたことは分かるが、そもそも謎なんかなかった。答えは言葉になるのだが、答えを得てなお、なにが謎であったのかは言葉にならない、そういうことがある。

あるいは答えそのもが、問いを見失わせる答えがある。

そして誰もがあらかじめ答えを携えて生まれてくるがゆえ、いつか解かれたということを誰も記憶していない謎があり、それらは忘れ去ることによってしか憶い出すことができない。

という言葉を答えとする謎が、いずこかにある。