_ 昨日今日と、気象用語で言う「大気の異常透明」で遠くがよく見える。
昨日は視程が60キロあったということだが、今日はもっと見える気がする。ふだん見えている山の連なりの向こうに、おぼろにもうひとつの稜線が見えるのもすごいが、近景の解像度がすごい。
河原に立っている樹が、一本の樹というより葉っぱの塊に見える。一枚一枚の葉っぱが自我に目覚めたみたいに、風に揺さぶられながら日の照り返しで歓声を上げている。
川向こうの遊歩道を通り過ぎてゆく自転車のおばさんの、ごきげんな表情までわかる。おめでとう。誰に会うのかな。
なんだか懐かしい気分になるのは、「はじめて眼鏡をかけた日」の印象に似ているからだろうか。
_ 昨日世界が眼鏡を拾って、かけてみたら度数が合っていて、今日はレンズを拭くことをおぼえた、みたいな。
_ 調子が落ちてゆく。
どんどん落ちてゆくので、風圧が心地よいくらいで。
どこまで落ちてゆくのかちょっと冒険気分だったり。
.
こんなに調子が落ちることができるということは、今までよほど絶好調だったのだなあと思う。絶好調の帯域内で浮き沈みしていたのだ。
.
こんな見慣れない心境までやってくると、これもある種の絶好調かもしれないと思う。
なにかひどく手狭に、限られたことに敏感になっていて、その他のあらゆることには鈍感になっているのだ。
敏感さにさえ鈍感になっているから、鈍感に敏感なのかもしれない。
.
今は、(ふつうの意味で)敏感であるとはどういうことだったか、という記憶にしたがって日常の配慮をおこなっているけれども、これはどうも無理があるようだ。
Before...
_ acquistare cialis generico [dditwygr tteijzyq sjdfrinh]
_ compra viagra italia [rdafymak jblzynrn ulnsprbq]
_ acheter du viagra [vdygxtvl tyywgwbe pogamzxf]
_ acquisto viagra on line [flpxyrfg bhajwqhh sqplhpry]
_ acheter cialis generique [puvnsdwf yftrkblj pnwmpzcz]