_ 尾張旭市の保育園児吉村龍也ちゃん(5)の、継母による虐待死事件のニュースで泣いてしまった。
腹を蹴って蹴り殺すというのもすさまじいが
龍也ちゃんは継母に懐いていて
「おかあさんまたぼくとあそんでください」
と、母親に対して敬語を使っていた、というくだりで。
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母親は、父親による激しい虐待を受けて育ち、「自分がもし親になったら、ぜったい虐待なんかしない」と心に決めていたという。
哀しいことである。「心に決める」こと、「強く思う」ことは、宿命に抵抗する主戦力としては当てにならない(決心の才能に恵まれた一部の天才的決心者を除いて)。