_ 神を経過する位階を辿るときには、まずは点を忘れ次いで線を忘れついには面をやがては空間を忘れ、果ては時を忘れ、そのたびに新しい次元を得る。
俯瞰的な自由を得るたびに、孤立する自由を失うのだ。
三次元に棲まう我々が時を俯瞰できないように、四次元に棲まう知性の常識は、線(我々にとっての経過)を根元と捉え、かれらのうち限られた異才だけが点を超越論的に夢想するだろう。
そして点を感じる我々は、点の向こうにあるものを知らない。
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(恐らく、永井均的<私>は、我々の棲まうこの周辺でしか成立しない。肉感の帯域が、かろうじて点と時間とに跨るこの位階でしか。なぜなら<現在>−時間の点解釈−はここでしか駆動しないからだ。)
我々は、時を俯瞰できないのでしょうか。我々の肉が、かろうじて点と時間とに跨っているにすぎないにしても。<br>ならばどうして私たちは、「点」や「線」という(「四角形」だって「三角形」だって「円」だって)「概念でしかありえないもの」を表す言葉を持ち合わせているのでしょう。<br>そしてまた、「神」とか「永遠」とかいう言葉を持っているのでしょうか。<br>「神」を想うとき、私たちの精神は、いったい何処に届いているのでしょう……何処へでも??<br>「永遠」を夢みるとき、私たちの精神は、いったい何処まで拡がることができるのでしょう……何処まででも??<br>あるいは、私たちは、私は、何処へも行けない?<br>私たちが、或る言葉を有していることの意味……いつも、其処で立ち止まってしまいます。
☆おさとウサギさんへ<br>コメントのなかに籠められたいくつかの困難な問いに、ぼくはぼくなりに答える用意があります。<br>でも、短く端的に言うには、新しい語彙がいくつも必要になりそうです。<br>あとで私信します。ぼくは「其処」では立ち止まらなかったので、ぼくが歩いていった方角と、その向こうの景色の話ぐらいはできると思います。
詩集、「二度とない人生だから」 坂村新民さんの本を<br>図書館で借りてきたんです。読んで感動しました。一度読んでみてください<br>^^
雪雪さん、新環境と、往復と、大変ですね。お疲れになりませんように。<br>cloudnine さん、下では失礼ありましたらお許しください……。<br>「郡山うらやましい!」の皆様、おじゃまします。これでも同類です w<br><br>ところで雪雪さん、名作(当人比)発見です!<br>ひきこもり蝶々さんに触発されて、私も書いてしまいます。<br>本に呼ばれたことが、この頃久しくなかったのですが、呼ばれました。<br>というか、落ちました。<br><br>『デジデリオ』(タイトルこっちの方がいいな)を買いに行ったところ、<br>まず『赤を見る』(ニコラス・ハンフリー/柴田裕之訳/紀伊国屋書店)に。<br>興奮気味に(っていつもか)お知らせ書いてしまいますが、<br>ちなみにまだちょっとしか読んでません w<br>でもたぶんスゴイです(希望的観測)、でも違ったらすみません……。<br>もし、みどり書房にありましたら、ちょっとだけ試しにご覧いただければ。<br><br>目次の前に「本書に寄せられた書評から」という頁があり、<br>おそらく、読書剣豪 I さんご愛読のデイヴィッド・ロッジだと思われますが、<br>(お恥ずかしながらデイヴィッド・ロッジ未読です)<br>そのデイヴィッド・ロッジ、もしくは同名の方の推薦文あり。<br>それは読んでのお楽しみ&その上の分かりやすい方を引いておきますと。<br><br>「本書は、科学と哲学と芸術が見事に融合した作品だ。<br> 脳による視覚的処理についての深遠な学識と、<br> 人間の経験についての詩的な理解とに基づいている。<br> 目覚ましい偉業と言えよう」<br><br> リチャード L グレゴリー The Oxford Companion to the Mind 編者 <br><br>で、p15 、こう来ます。<br><br> 講堂の照明が落とされ、スクリーンが鮮やかな赤い色に照らし出された。<br> それを眺める私たちに、何かが起きている。<br> 「赤を見る」という経験だ。<br><br> 、、、、、、、、、、、、、<br>……「赤を見る」という経験だ。 !!!!!<br><br>落ちました。(あれ、落ちません?)<br>背表紙のタイトルを見て半落ち、手にとって装丁で落下、この 1 行で陥落です。<br>ちなみに日本語副題は、「感覚の進化と意識の存在理由」。<br>いや、何というか、これってもう現代美術(当人比)。<br><br>取次からどっ! と入った商品のなかに、入っていればよいのですが。<br>p16 には、まるで『―論考』、な図もあります。<br>いかがでしょうか? もしお目にとまったら、<br>ぐばっ! と並べるとき、ちょっとだけ目立たせてあげてくださいませ。<br><br>クオリア/脳科学好きなら、たぶん好きだと思います。<br>今までの説の繰り返しかもしれない可能性は高いですが、<br>すみません、未読の強さというか、勢いで書いてしまいます。<br>赤いし(って意味不明)、クリスマスのプレゼント本にも、良いかもですよ?<br>(そんな本を喜んでくれる人限定ですが)<br><br>もう 1 冊は、ジョルジュ・ペレック『美術愛好家の陳列室』塩塚秀一郎訳。<br>これも未読でのお知らせですが、見覚えがあると思ったところ、<br>奥歯さんのリストに『人生使用法』が入っていましたね。<br>水声社だし、ジャケ買いです。『人生使用法』も読みたいなぁ……。<br>いやー、しかし本を見つけることが、こんなに快感とは、久々の体験です。<br>まぁ私の眼力ですが(苦笑)、当たるといいなぁ。<br>ってその筋では有名な作品でしょうが、初訳新刊な気がするので、いちおう。<br>雪雪さん的には、いかがな作品でしょうか?<br><br>おまけ。こっちは立ち読みしました。<br>『紙の空から』(柴田元幸編訳/晶文社)に、ミルハウザーが入ってました。<br>ミルハウザー大好きなのですが、「空飛ぶ絨毯」、うーん何かこれは……?<br>併録ガイ・ダベンポート「ブレシアの飛行機」には、<br>カフカとウィトゲンシュタインが交差する部分がありました。ちょっと素敵。<br><br>今のところこのくらいですが、読書運が上がっているのかもしれません。<br>ぜひ、またご紹介ください。<br>本当に、いつもここを読むのが楽しみです。<br><br>しかし! 雪雪さんに指導される新人とは、何と羨ましいことかっ!<br>ここは貴重な「通信教育の場!」なので、思いつくままにだーっと、<br>何卒これからもよろしくお願いいたします。<br><br>あ! 新人さんが毎日レポート載せてくれるって、どうですかどうですかっ!<br><br>検索で当たりがつきそうな書店名と書いて、もしやご迷惑では……<br>と思っていましたが、まったくの杞憂で安心です。<br>(ちなみに正解でした。<br> 約 5,000 床?ですか?ってイメージわきませんが、広いですよね?<br> 隣接の TSUTAYA も東日本最大級とは、ある種、夢のような場所では)<br><br>ところで雪雪さん!<br>「坊主頭が目印」までお書きになるなら、ぜひ画像公開しましょうよ!<br>全国の「郡山うらやましい!」のみなさんも、きっと同感ですよ〜。<br>(ねえ、みなさん!)<br><br>……ここだけ低温、静謐な文脈でお読みください。<br>「この人が生きるのにふさわしい世界はここではないと思わせる人、<br> その本来の世界の気配を漂わせている人に一人だけ」奥歯さんが出会った、<br>そのような雪雪さん、が世界にいる、みどり書房……。<br>漂うその本来の世界を、いつかそっと読んでみたいです。<br>静まりかえった書架の前で立ち尽くすように。<br>その時が来るまで、頁をめくることさえ許されない書物があります。<br>私の「その時」は、まだまだ遠く、たぶんたどりつけそうもありませんが、<br>ぜひ、雪雪さんは、<br>雪雪さん本来の世界と、みどり書房のあるこの世界と、<br>そしてここに、存在していてください。<br>これからも、ずっと。<br><br><br>テンション戻ります。<br>棚が、コジコジと、もっと雪雪さん的に育ったら、<br>「みどり書房ツアー」なんか組んでも催行できるかもしれませんよね。<br>お土産は、手書きの POP (さしあたり『―論考』の)です。<br>くーっ! どうですかどうですか w<br><br>あ。やはり POP 、ロバ−ト・シルヴァーバーグ『夜の翼』、<br>井上直久『イバラード博物誌』も、みどり書房に立つのですか?<br>見たいー。<br><br>ところで。<br>いま全てが読みさし状態になってしまっているのですが、<br>『ガブリエル―』と『真鶴』の温度感、わかった……ような気がします。<br>関係ないかもしれませんが、両方ともセンテンス短いですよね?<br>もしやそういう文体に、そういう温度感が生じたりするのかなぁ、とも。<br>『ガブリエル―』、良いではありませんか!(ってまだ途中ですが……)<br>もっと声を大にして、ぜひお薦めを。<br>これがデビュー作ということは、今後も期待できるということか!<br>ぜひ作風/温度感、変えないでいてほしいですね。<br>もしこの温度感(正しく把握すること!)、他にも見つけたら、<br>私にも嬉しい本なので、そのときは勘違い覚悟でお知らせしてみます。<br>いや、また授けていただきました。<br>いつも本当にありがとうございます。<br><br>雪雪さんの前世は、「アレクサンドリア図書館の司書」!<br>というのが私のイメージで。<br>そこに巣食っていたネズミが、私です w<br>駆除されても、本かじりにきますので、ぜひまたご紹介ください。<br><br>今度のお帰りの予定が、だいたい「いつ」なのか書いてくださると、<br>きっと「郡山うらやましい!」派のカレンダーに丸がつきますよ w<br><br>では、ノロウィルスとインフルエンザ、そろそろ流行のようです。<br>お身体には、くれぐれもお気を付けください。<br><br>いつものことですが、長文失礼しました……。<br>なんか本当に、チーズのかけらを見つけたネズミが勝手にはしゃいでますね。<br>雪雪さんにも美味であるとよいのですが、さて。
また横からすみませんです。<br>虹を指さすなさん だーいぶ遅いお返事ですみません。<br>失礼などありませんので。かえってこちらが失礼して失礼しました。<br>どちらの佐藤かは、いつか、見てのお楽しみということで。<br>なぁんて、くしゃくしゃの顔してるほうです。<br>ではでは。
あ、cloudnine さん。かえって気を遣っていただいて、申し訳ありません。<br><br>チャーミングな笑顔ですよね!(いえ、もうひとりの方も素敵ですが)<br>こんな笑顔で名文おしえていただけるのなら、<br>郡山市民もうらやましいですが、仙台市民もうらやましいです。<br>雪雪さんの文脈本が増えていくので、<br>このフリーパーパーも四つ折にして、一緒に棚に入れておきます。<br><br>では、ご返礼まで。<br>書店さんも、いろいろ人の多いところですから、<br>どうぞカゼ/インフルエンザ/ノロウィルスにはお気を付けください……。<br><br>ありがとうございました。
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The night of the fight, you may feel a slight sting. That's pride f*cking with you. F*ck pride. Pride only hurts, it never helps.<br>619962b35165fa03d25cf2449b890680