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雪雪/醒めてみれば空耳

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2003-06-23 叙景集

_ 246

今日の<午後二時から四時まで>は、「ちょっと腰が重いよ〜」と言いながら、めんどくさそうに経過した。

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_ 247

無数の名前が空から降ってきて、落ちたところにあるものの名前になる。

「くうき」という名前は中天にとどまろうと一生懸命はばたいていて、それと同時にあらゆる方向にはばたいてもいる。

そのおおきな名前のなかを、「かぜ」という名前が行き来しながら、応援している。

「かぜ」のまわりに、「にし」「みなみ」「きた」「ひがし」という名前たちが付き従いながら、すでに地平線の向こうに落ちたりもしている。

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_ 248

【ルクート】

①頭の上を蹴り上げるときの軸脚。②閉じた扇が夢想する自分の模様。③深層意識ではすでに思いつかれている考え。

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_ 249

他人の舌の味をはじめて知った日

わたしの舌の味もはじめて

その人に知られた

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_ 250

あまりにも早く発達したために隣人に出会うことがなかった文明の遺跡を、

あまりにも遅く発生したために隣人に出会うことがなかった文明が発見する。

あまりにも多くの、文明の遺構ばかりを見てきたために彼らは、それを自然現象としか思わない。

物理法則というものは、あまりにも気まぐれで行き当たりばったりで、ちょくちょく変わるものであるなあと思っている。