おとといの夜は次男がなかなか寝なかった。かるくぐずっている程度なので大変ということはないけれど、眠ったので布団に寝かせ自分も横になるとじき起き出される、というのが繰り返されると億劫ではある。さいきんは夜は一度寝かせればそのまま眠ってくれることがほとんどなのでなおさらだった。
12時をすぎて今度こそしっかりと眠ったようなので布団に寝かせ、わたしも横になった。
5分もたたないうちにがさごそ音がした。寝てしばらくは動くことはある。が、念のためと常夜灯の薄暗がりの中見ると、次男はうつぶせになっていた。
そして次の瞬間、ゆっくりと頭をもたげた。
そのとき、マンガのドラゴンボールの、セルだったかフリーザだったかをやっと倒したと思いページをめくったらまたそこに立っていた、というシーンを思い出した。どうしようもなく規模は小さいけれど、そんな衝撃を受けたのだった。
ため息をついて目を閉じすぐには起きあがらずにいると、となりでまだ眠れないでいた長男も次男に気づいたようで、ねえねえ、見て、とわたしに教えてくれた。夜おそく、暗がりのなかきょとんとした顔をしてひとり腹這いで頭を上げている赤ん坊を見つけたら、そりゃあ「見て」と言いたくなる。
仮面ライダーカブトという、仮面ライダーシリーズの前作をレンタルDVDで長男と夫と3人で観ている。
最新作も毎週かかさず観ている。
おもしろい。そこらへんのTVドラマよりよっぽどおもしろい。この半年ちかく、おそるべしあなどりがたし、仮面ライダー、とよく思った。
子ども向け特撮ヒーローものは、わたしの理解では以下のものがある。ウルトラマンシリーズと、ゴレンジャーから始まる色別複数人ものシリーズ、キャシャーンのような単発もの、そして仮面ライダーシリーズ。
わたしがかろうじて見たことがあるのはゴレンジャーシリーズのみ。他のものはなんとなく名前を知っているだけだった。
長男が特撮ヒーローものが好きになったのは今年の1月からである。それまでは電車に夢中だった。
保育園の同い年で電車仲間だった子たちもヒーローもの好きに変わっていったころ、息子に、ウルトラマンみたいなのをテレビで見たいかと尋ねてみたけれど、見たくないとのことなのでそのままにしておいた。
周囲に仲間がいないのは心細いけれど、息子にはいつまでも電車好きでいてほしい、というか、特撮の世界に足を踏み入れないでほしい、という気持ちもあったのはたしかである。
それが、ちょっとしたきっかけが重なって、日曜日の朝に放送しているボウケンジャー(色別複数人もの)を観るようになり、息子はすぐに大好きになって、なんと親子三人でショーまで観に行った。驚きである。
ただ、そのころ放送していた仮面ライダーカブトとウルトラマンメビウスは、まだ「怖い」とのことで見ずじまいだった。見始めたころはちょうど最終回まであと数回というときで、ボウケンジャーでさえシリアスな内容が続いてちょっとタイミングがわるかったのだ。
それが今はむしろ仮面ライダーの方が好きで、2月からスタートしたボウケンジャーの後続番組は今は見ていない。このシリーズは内容がより子ども向けで、親はちょっと楽しめないので、息子が見ないといったらそれで終わりである。
ウルトラマンシリーズは、3月に最新作が終わって今は子ども向けには放送されていない。にもかかわらず、ウルトラマンは保育園でもいちばん人気があるようなのだ。なにしろあれはデカい。大きいというのは重要だ。息子も、言うことはしょっちゅう変わるけれど、ウルトラマンシリーズがいちばん好きらしい。テレビでちゃんと見たことはほとんど無いのだけれど、保育園の他の子たちやyoutbe、絵本から知識を得て、それぞれのウルトラマンのテーマソングや名前や技をちゃんと知っている。
そのウルトラマンでさえ、旧作をDVDレンタルで観ようということにはなっていない。それがどうして仮面ライダーの前作を観るようになったかというのは翌日へつづく。
ボウケンジャーを生で観たのはたいへん貴重な、人生でこんなことがあるなんて、というレベルの経験だったが、わたしはヒーローものからはちょっとひいていた。息子の話し相手ができる程度に内容を把握しておく程度だった。
ただ、それとは別に、息子がヒーローもの好きになる少し前、ほんとうに偶然なのだが、テレビで激しく美しい青年を見かけ、その番組が仮面ライダーカブトだと知って驚いたことがあった。しかしそのときはちょっと眺めただけで終わっていた。
それが、夏にやっていた某イケメンドラマにその主人公役の子が出るというのでためしに観てみたらハマってしまい、そのドラマが終わってもの足りなさを感じたわたしは息子を誘ってYoutubeで仮面ライダーカブトを観て、おもしろくて止まらなくなり、Youtubeには無い分をDVDレンタルでみはじめたというわけであった。
こんな状況になるまでわたしは、特撮ヒーローものは毎回毎回ひとつの敵が出てきてそれを倒して終わる、という同じパターンなのかと思っていた。タイムボカーンシリーズみたいに。
それがそうではなく、驚いたことにライダーが何人も出てくる。ゴレンジャーシリーズも人数が増えて、ロボットは恐ろしくバージョンアップする。
これはスポンサーの玩具会社と番組制作の間の大人の事情だ!と文句を言っていたのだけれど、考えてみれば子どもにとっても新しいライダーなが出てくるのは楽しく、ストーリー展開だけではじきに飽きて離れてしまうかもしれないところを引き止めることにもなっているのかもしれない。
毎回三十分弱の話が一年間で40話強ある。だから布石がどかどか敷かれて忘れた頃に回収される。いろいろツッコミどころもある、けれどそれも楽しい。
夫は基本的に息子が観ているテレビはいっしょにちゃんと観ているが、仮面ライダーカブトは付き合いではなく、息子がもし観るのを止めてしまっても、自発的にみつづけてくれるとわたしは信じている。
長男が、テレビか何かを見ていて、「あきらめないってどういうこと?」と聞いてきたので、「えーとね、ダメだとかやめたとか言わないこと」と言っておいた。
その夜、わたしに少し小さい声でおもしろそうに、しかし少しだけ困ったように、「ねえねえ、とおちゃんは何でむっくんとたたかってるときあきらめちゃうんだろう」と言った。
これは、たたかいごっこをやっているうちに夫が横になってしまうことを言っているのだ。たたかいごっこを一方的に止めてしまうのではなくて、ねっころがってそういう類のオバケになって怖がらせてみたりして、遊びの内容を少し変えている様子。
笑って、お仕事で疲れてるからだよ、と答えた。
わたしはたたかいごっこの相手が上手くできず、長男もわたしではダメなようである。というわけで夫が全面的にたたかいごっこ担当になっている。なんといっても長男が今いちばん好きな家の中での遊びはたたかいごっこである。毎日おつかれさまでございます。
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