長男には今、好きな女の子がいる。本人の口から「好き」と聞いたことはないけれど、明らかにとくべつの好感を持っている。
入学式の翌日にその女の子の名前を挙げて「○○ちゃんかわいい」と言い出した。
そしてその数日後に休み時間にふたりで遊んだという。その後も一度休み時間に遊んだとのことだがその後はまともに話すこともないらしい。
入学直後よりも小学校での積極性がなくなってしまい、さいきんは休み時間はいつも一人で過ごしている息子にとって、それはとても貴重で素敵な時間だった。かわいいなと思っている女の子が声をかけてきてくれて短い時間であれ一緒に遊んだのだ。
どんなに可愛らしい子なんだろう、と期待しながら学校公開日の日にはじめてまともにその女の子を見て、「かわいい」にもいろいろあるなと思わされた。あとで息子に、○○ちゃんはどの動物に似てると思う?と軽い気持ちで尋ねると、息子は本気で考えだし、かあちゃんはどう思う?と聞いてきたので「タヌキ!」と即答し間髪入れずに「とかウサギかな?」と付け足した。どちらにも納得せず、けっきょくどの動物にも似ていないことになった。
なかなか強気な子らしく、他の男の子がからかうと睨んできてそのうち追いかけごっこになるそうで、その様子を息子はおもしろ話として語るのだが、わたしは傍観でいいのかよと言いたくなる。
ここでも、自分は他の子から見えない透明人間のような存在として周りを観察している息子らしく、その女の子のことを見ているばかりでも不足を感じていないようなのだった。
運動会のビデオ撮りの話をしていたらすぐに、○○ちゃん映ってる?と聞いてくる。
小学一年生が異性を好きになってもそんなもんだ、とも思うが、保育園の同級生の男の子で、息子とはまた違う内弁慶で幼い子がいてその子のお母さんも確実に奥手だろうと思っていたところ、同じように入学早々好きな女の子ができ、かなり積極的にアプローチをして仲良く恋人同士さながらにくっついて遊んでいるとのことだった。子どもたちには驚かされるぜまったく。
そもそも小学一年生の男の子が女の子を好きになるということがまず信じられないくらいだというのに。
その女の子のお母さんとお知り合いになりたいのだけれどなかなかチャンスがない。ビデオに映っている好きな女の子を眺めているばかりの男の子は嫌いじゃないし、妄想に走らなければそれもいいけれど、話ができれば嬉しい気持ちもやはりあるようなので、機会を与えてあげたい。
長男がとつぜん「看板大安売りって書いてある看板てどう」とおもしろそうに言ってきた。「ペダルが翼になってる自転車てどう?」というように思いついた想像物を急に言い出すのと同じ調子で。
哲学的なような気がするのだが。
哲学的といえば、以前、「奇跡」と「運命」という言葉の意味を尋ねられてしどろもどろで話していた中で、長男が「自分が自分であることが不思議」と感じることがあるということが判明した。
唸るようなことを突然言われたり、尋ねたことに対して興味深い返事をされると、もっと掘り下げようと聞いてみるのだが、そのときにはもう気持ちが離れて次の話題にうつってしまうことがほとんどだ。
強いて話を続けさせてもすでに乗り気ではないのであまりおもしろいことは言ってくれない。
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