2005年01月24日
SUSE Linux 9.2をインストール
サブのPCに入っていたFedora Core 2をつぶして、SUSE Linux Professional 9.2のFTP版を入れてみた。
CDでインストールするためのイメージファイルはごく小さいサイズで、インストール中にネットワークからダウンロードできるようになっている。なるほど。でもなぜかDHCPでIPを取得できなくて、自分ちのルータに問題があることが分かるまでしばらくかかってしまった。ルータを再起動してやりなおし。
インストールはかなり簡単。なのだけど、Linuxでうまく行かないところがあるとすればグラフィック関係だ。リフレッシュレートがまずくて画面を表示できなかったり、解像度が違っていたりした。それもクリアして、やっと普通に動くようになった。
さて、デスクトップ環境として使うときに気になるのは日本語入力。SUSEではSCIMというIMEを標準で使うようになっているようだ。へー、cannaじゃないんだ。(いや変換にはcannaを使ってるのか? このへんの関係よくわからない・・・)KDEでのフロントエンドはSKIM。標準でかな入力ができるのはものすごく嬉しい。変換もなかなかかしこい。ただ、「ー」を入れようとするとなぜか「ーー」と二つ入って、しかも前の文字が消されてしまう。
投稿者 mit : 00:54
PostgreSQL 8.0をインストール
Windows版PostgreSQLの日本語パッケージ(postgresql-8.0-ja.zip)は、遅れて21日にリリースされたみたい。ためしにインストールしてみた。
D:\cygwin\binにパスが通っているのがまずいから外すようにというメッセージが出た。コマンドプロンプトでLinuxのコマンドを使いたいために入れていたのだけど。外してもう一度。
今度はすんなりインストール完了。テーブルを一つ作って日本語の文字をinsertしてみたが、問題なく入った。まあ日本語パッケージだから当り前なのだが。
投稿者 mit : 00:25
2005年01月20日
PostgreSQL 8.0
オープンソースのDBMS(データベース・マネジメントシステム)であるPostgreSQLがWindowsで簡単に動かせるようになったらしい。
こないだのSubversionもそうだけど、けっこう色んなものがWindowsで動きますね。
postgresql-8.0-ja.zipという日本語向けファイルが配布されてるらしいのだけど、見当たらない。
投稿者 mit : 07:51
2005年01月17日
Subversion
バージョン管理システムをインストールしてみた。
バージョン管理システムというのは、ファイル変更の履歴を管理してくれるソフトウェアのこと。システム開発に縁のない人にはあまり知られていないと思うけど。
たとえばExcelファイルの修正途中にコピーをとってファイル名に日付をつけておく、なんてことが仕事でよくある。バージョン管理システムにファイルを登録しておけば、そういった変更日時とその時々のファイルの状態をまとめて管理してくれる。また、プログラム開発を前提に作られてきたので、多人数での使用を想定していて、誰が変更したか、変更点に矛盾はないか、なども併せて管理する。
何月何日に誰が変更をして、(テキストファイルの場合なら)現在のファイル内容とはどこが違うかまで、分かるようになっている。もちろん過去のどこかの状態に戻すことも簡単。
バージョン管理システムの中で一番普及していて、開発の現場でよく使われてるのはCVSというソフトだけど、その後継版にあたるSubversionを選んだ。これは、テキストでないファイルも簡単に登録できたり、ディレクトリごと管理できたりと、CVSの弱い部分を強化している。
環境はWinXPHome(SP2)。Subversionはコマンドラインからしか使えないので、グラフィカルに操作するには別のソフトが必要になる。つまりSubversionを起動しておいて、別のソフト経由で操作する。クライアントソフトにTortoiseSVNをインストールした。
Windowsでも簡単に動かせるのはうれしい。TortoiseSVNをインストールすると、Windowsのエクスプローラーのなかで履歴管理ができるようになるのだ。このページを参考にさせてもらった。
開発以外の用途にも使えると思う。オフィス向けはもちろん、何人かで小説書いたり、論文書いたりとか。もちろん一人でファイルの履歴を管理してもいいし。もっと分かりやすくパッケージングすれば、ライトPCユーザにも広まるかもしれないのになぁ。
WebサーバソフトApache(ただしApache2限定)がインストールしてあれば、Webページで履歴を表示することなんかもできる。
これについては、このページが参考になった。
投稿者 mit : 00:54
2004年12月02日
シグマリオンをLANに接続
LANカード(Planex CF-10T)が届いた。
さっそくシグマリオン3に装着。ドライバなしで正常に認識できた。
LANケーブルを挿しこむと、無事にインターネットにつながった。
画面の解像度が高いので、かなり快適に見られる。
一部のページは多少レイアウトが崩れるけど、ほとんど問題ないレベル。
掲示板、ブラウザメールなど、一通りOK。POPメールの受信もOK。
ちょっとしたわけがあって、ブラウザがXSLT(XMLをHTMLなどに変換するやつ)を処理できてくれれば嬉しかったのだけど、それはさすがにだめだった。まあ無理もない。
というわけで、シグマリオンからこの日記を書いています。
投稿者 mit : 02:53
2004年11月29日
シグマリオン
妻の実家に行ってきた。義父がSigmarion IIIをあげてもいいという。
「ほしいです!」
珍しく積極的なぼくだった。
キーボードは小さいけど、ぎりぎりブラインドタッチが可能。
キーの感触もなかなかいい。
それに画面がきれいだ。
標準だと文字サイズがあまりに小さいので、コントロールパネルでフォントを最大に設定した。
なんか年寄りみたいだなあ。
帰宅して調べたところ、色々面白いことができそうだと分かった。
Perlが動くらしい! プログラミングをしてみたい。
とりあえずCF(コンパクトフラッシュ)型のLANカード(10Base-T)をAmazonで注文した。
これでネットにはつなげる。
デスクトップPCと同期をとるためにミニUSBケーブルも買うことにした。
義父はP-in Free 1Pというカードも持っているが、今見当たらないとのことだった。
これがあればどこでもネットにつながるようになるけど、月に定額4000円ぐらいかかる。
だから使うかどうかは分からない。
投稿者 mit : 01:47
2004年11月21日
自宅から職場のPCを使う
会社で簡易VPN(Virtual Private Network)を導入してくれた。これで、自宅のPCと職場のPCが同じLANのなかにいる状態になってる。
自宅から職場のPCを操作できるようになった。
両方ともWindowsXPのHome Edition(SP2)で、Professionalと違いリモートデスクトップ機能がないため、RealVNCというソフトを使っている。
職場のPCではVNCサーバを常時起動しておく。自宅でVNCビューワーを立ち上げてフルスクリーンモードにすると、職場PCの画面が全面に表示されて、職場の机の前にいるのとまったく同じ状態になる。また、ローカルからリモートのデスクトップに、クリップボードの文字列を持ち越すことができるのが嬉しい。
ただ、やっぱりネットワークごし、かつVPNでの暗号化処理が入るためか、マウスやキーボードの反応が少し鈍い。こればっかりは仕方ないかも。
ファイルのやりとりのためには共有フォルダを作ればいいのだけど、これはやりたくない。WindowsXP Homeのフォルダ共有にはユーザごとの権限設定がなくて、信頼できないからだ。もちろんVPN自体は暗号化されてるのだけど、職場のLANに接続したPCからは無条件に見られてしまう。
そこで職場PC上にCygwinでsshdサービスを立ち上げて、暗号化接続をしている。自宅ではWinSCPというソフトを使ってログインする。これで、共有フォルダを作らなくてもPC全体のフォルダを共有できる。Cygwinから見た場合、Cドライブの場所は「/cygdrive/c」になる。
また、PuTTYみたいなsshクライアントを使えば、職場PCのCygwinをコマンド操作できる。
逆のことをすれば職場から自宅のPCを操作できるけど、遊んでしまいそうなのであまりやらないことにする。
投稿者 mit : 16:16
2004年11月06日
シェルスクリプトで値を受け取る
仕事で、誰かが作ったこんなようなシェルスクリプト(bash)を触った。
sed -e 's/\"//g' $1 > TempFile
TEMP=`cat TempFile`
java MyClass "$TEMP"
受信したメールがprocmailで振り分けられて、ヘッダと本文がまとめて引数$1に入ってくる。
それをさらにJavaのクラスに渡して起動するのだけど、そのままじゃダブルクォートのせいで引数が分割されてしまうので、sedで消して一時ファイルに保存している。でもこのファイル入出力は必要ない気がする。
TEMP=`sed -e 's/\"//g' $1`
java MyClass "$TEMP"
こんなのでいいのではないか。
ちなみに、呼ばれたJavaのクラスは、メール送信者アドレスを生成したIDとともにDBに格納して、その後自動返信するようになっている。
(追記: 直接Javaクラスを呼ばないのはなにかわけがあるんだろう……か。)
ぼくの感覚では、メールのような長い文字列を引数で渡すのはなんだか気持ち悪い。
せめて標準入力で渡す方法はないのだろうか。
考えてみればシェルスクリプトで標準入力を受け取るやり方を知らない。そういう場合はだいたいPerlを使ってしまうから。
調べてみたら、次のように書けることが分かった。
while read IN
do
TEMP=${TEMP}${IN}
done
ただ、これだと改行が消えてしまう。
標準出力に吐くだけならdoのなかで毎回echoすれば改行してくれるけど。
シェルスクリプトでの改行の出力はどうやるんだろう。
投稿者 mit : 13:23
2004年11月02日
SP2アップデートによるIEの問題
WindowsXPをSP2に自動アップデートしてから、Internet Explorerが頻繁に強制終了するようになってしまった。
ぼくは日ごろブラウザはOperaを使っているけど、仕事ではIEが欠かせない。
会社でぼくがメンテナンスしている製品は、IEのみ対応なのだ。
また、IE上で日本語入力できないという問題も出ていた。
ぼくはWindowsではMS-IME2002を使っている。
そこで人に聞いたりして調べてみたら、どうもIME(日本語入力ソフト)との連携がおかしいようだった。
対処方法は以下。
IMEの設定画面を出して、
(言語バーからか、「コントロールパネル→地域と言語のオプション→言語タブ→詳細」で表示)
詳細設定タブ→「詳細なテキストサービスをオフにする」にチェックする。
これでとりあえず安定する。
もちろん副作用として、音声認識、手書き認識などができなくなる。
また、「言語バーが閉じられるので、東アジアのユーザーにはお勧めできません」
とのことだ。
投稿者 mit : 00:40
2004年09月20日
Code Reading
先週の日曜日にCode Readingという本を買った。
ぼくが使っているプログラム言語は、Java、VB系、Perl(はちょっとだけ)。
Cのイディオムはまだよく分からないので、調べたりしながらちょっとずつ読んでる。
Cを使う人にしか関係なさそうな、具体的な注意書きがけっこう多い。
後半はそうでもないのかな。
最初のほうに、echoのソースコード全文が載っている。
echoってシェルに埋め込まれてるのかと思ってた……。
投稿者 mit : 01:07