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2004年11月21日

自宅から職場のPCを使う

会社で簡易VPN(Virtual Private Network)を導入してくれた。これで、自宅のPCと職場のPCが同じLANのなかにいる状態になってる。

自宅から職場のPCを操作できるようになった。
両方ともWindowsXPのHome Edition(SP2)で、Professionalと違いリモートデスクトップ機能がないため、RealVNCというソフトを使っている。
職場のPCではVNCサーバを常時起動しておく。自宅でVNCビューワーを立ち上げてフルスクリーンモードにすると、職場PCの画面が全面に表示されて、職場の机の前にいるのとまったく同じ状態になる。また、ローカルからリモートのデスクトップに、クリップボードの文字列を持ち越すことができるのが嬉しい。
ただ、やっぱりネットワークごし、かつVPNでの暗号化処理が入るためか、マウスやキーボードの反応が少し鈍い。こればっかりは仕方ないかも。

ファイルのやりとりのためには共有フォルダを作ればいいのだけど、これはやりたくない。WindowsXP Homeのフォルダ共有にはユーザごとの権限設定がなくて、信頼できないからだ。もちろんVPN自体は暗号化されてるのだけど、職場のLANに接続したPCからは無条件に見られてしまう。
そこで職場PC上にCygwinでsshdサービスを立ち上げて、暗号化接続をしている。自宅ではWinSCPというソフトを使ってログインする。これで、共有フォルダを作らなくてもPC全体のフォルダを共有できる。Cygwinから見た場合、Cドライブの場所は「/cygdrive/c」になる。
また、PuTTYみたいなsshクライアントを使えば、職場PCのCygwinをコマンド操作できる。

逆のことをすれば職場から自宅のPCを操作できるけど、遊んでしまいそうなのであまりやらないことにする。

投稿者 mit : 2004年11月21日 16:16