2004年12月11日
矢野顕子 さとがえるコンサート2004 (12/11 NHKホール)
二年ぶりに行ってきました、さとがえる。曲目は以下。
息子を妻の母に預けてきたので、久しぶりに素晴らしい音楽を堪能できた二時間でした。
ハラカミの二曲で盛り上がったので、そのすぐあと入れ替わりで出てきたくるりがちょっと損をしたような感じでした。
くるりの演奏は少し硬かったかな……? 初めて見たのでよく分からないですが。
16曲目は矢野+岸田の新曲だそうです。シングルになりそうな、気持いいアップテンポの曲。
「中央線」をやる前に「今日、この作曲者の結婚10周年ランチパーティに行ってきました」とMCがありましたが、コンサート後、NHKホール内で宮沢和史夫妻を目撃しました。
[ソロ]
1.風来坊
2.椰子の実
3.Nobuko
4.塀の上で
5.中央線
6.グッドモーニング
7.David
[+レイ・ハラカミ]
8.Too Good To be True
9.Night Train Home
[+くるり]
10.真っ赤なビー玉
11.窓
12.行かないで
13.House of Desire (Burnin' Down)
14.N.Y.C
15.おいてくよ
16.カンナ(?)
(アンコール)
[+レイ・ハラカミ、岸田繁]
17.ばらの花
(アンコール)
[ソロ]
18.LOVE LIFE
投稿者 mit : 23:11
2004年11月07日
ブライアン公演チケット
ブライアン・ウィルソン来日公演 「スマイル・ジャパン・ツアー2005」のチケットをゲット。
1月30日(日)の中野サンプラザに行きます。
なんか思いっきりはじっこの席になってしまった……。
投稿者 mit : 17:14
2004年10月24日
自作曲: Loboney
自作曲をもう一つ公開します。
前回のものと同じく、もし再配布、再利用等される場合はNYSL(煮るなり焼くなり好きにしろライセンス)に従ってください。
4年ぐらい前に作った曲で、「Falling Snowfall」よりパートも少ないし単純なのですが、自分ではなんとなく気に入ってます。
この頃マーティン・デニーやアーサー・ライマンのようなエキゾティックな音楽にはまっていて、そういう感じを出したいなと思って作った憶えがあります。どこがと言われると……ヴィブラフォンやスティールパンがまあちょっとそれっぽいかと。
ドラムは80年代後半のテクノ風な音になってますね。
気に入ってるわりには曲名が作り始めのときにつけた「003」のままだったので、適当に考えてみました。
とくに意味はないです。
Loboney(3.83MB)
投稿者 mit : 22:09
2004年10月23日
自作曲: Falling Snowfall
着メロの話を書いているときに昔作ったMIDIの曲を漁ってみました。
ほとんどはどうしようもない断片なわけですが、ましなものがほんの少しあったので順次MP3にして公開したいと思います。
著作権は放棄しませんが、物好きなかたには再配布、再利用を無断で行なっていただいてかまいません。
煮るなり焼くなり好きにしろライセンス(NYSL)が適用されます。
でもひと言ご連絡いただけると嬉しいかな。
感想などもあればぜひ教えてください。
Falling Snowfall(2.78MB)
タイトルどおり、降りしきる雪のイメージで作りました。
なんとなく映画音楽っぽい気がしなくもないです。
こういうものをぼくは一人で目的もなく作っていました。
投稿者 mit : 23:05
スマイルは連鎖する
田口ランディさんのブログに、ブライアン・ウィルソンの「SMiLE」をもらったとあった。
トラックバックしちゃいます。
ブライアンって、生きてたんだ!
生きてますよ!
なんだか知らないけど絶好調ですよ!
また来日するらしいし。
それにしても、この「SMiLE」は人にプレゼントしたくなるアルバムだ。ぼくも最近、職場の人にあげたんだけど。
プレゼントしたくなるのはもちろん音楽が素晴らしいからだけど、他にもわけがある。
このアルバムには色んな背景があるから、60年代にああでこうで……と誰かに語りたくなることは大きな要因だ。
それから、やっぱりタイトルだろう。
なにかを人に贈る時の気持ち……かたちは色々あるだろうけど、その素直な気持ちのエッセンスを「スマイル」というタイトルが代弁してくれるような気がするのだ。
ブライアンもそういう気持ちでこのアルバムを作ったんではないかなあと想像してみる。
だって、「『SMiLE』はあの時代にしか存在しえない」とかなんとか言って伝説のままにしておけば良かったんで。
色々うるさく言われるかもしれないのに、わざわざ今苦労して新しく録り直して、届けてくれたブライアンに感謝したい。
「SMiLE」の代わりに1967年に発表された「Smiley Smile」のジャケ裏に、なんとなく艶めかしい草花と蝶の絵があって、こんな文句が添えられてる。
The Smile That You Send Out Returns to You
- Indian Wisdom
これは読む人の心が映し出される言葉のようだ。
2004年10月21日
夢のような着メロ
大学時代からPHSを使っている。
周囲にいた数人がDDIポケットを使っていたので、合わせてDDIに決めたのだった。今にして思えば、アステルとかNTTにしなくて正解だった。半角カナの「Pメール」を使って、講義中にやりとりしてたものだ。
とくに不満を感じることもなく、今でもそのまま同じ番号で使っている。
最近では、仕事で携帯サイト構築に関わることもあって、携帯の操作が分からないと困ったりする。
でも、DocomoやAUやVodafoneに乗り換えるぐらいなら、「京ぽん」と巷で言われてるAH-K3001Vがいいなと思う。
PHSにも着メロはある。
最初は同時発音一音だけだった。
その頃のぼくの着メロは、はっぴいえんどの「風をあつめて」(アルバム「風街ろまん」)だった。
暇だけはあったから自力でこつこつ入力したのだ。
やがて同時複数発音(二音)ができるようになって、喜び勇んで入力しなおした。
ムーンライダーズの「駅は今、朝の中」。(アルバム「ANIMAL INDEX」)
PCでMIDIの打ち込みを少しやっていたので、最初にMIDIで打ち込んで、それをもとにPHSに入力しなおした。
付き合っていた人(今の奥さん)にPメールで送り、着メロに設定してもらって、悦に入っていた。
別れの曲なのに。
その後しばらく着メロなしで過ごしていて、あるときMIDIデータを着メロに変換するソフトがあることを知った。
これはすごい。
その頃には、DDIのPHSは「H"」という商品名になっていて、同時発音数もかなり増えていた。
ぼくは自作の曲を着メロにした。「蓮の花」というタイトルの素朴な曲だった。
この着メロは、二階堂奥歯さんに送ったら気に入ってくれた。
彼女はボリス・ヴィアンの小説からタイトルをとったのかと聞いたけど、そうじゃなくて、その頃再発されたワールドスタンダードのファーストアルバム(「音楽列車」)に入ってる曲に似てしまったから、そのアルバムのジャケットから取ったのだった。
同じ時期に、ビーチボーイズ「I Just Wasn't Made For These Times」のMIDIデータが、Webから人づてに手に入ったので、ぼくはそれを編集して変換ソフトにかけた。
この頃はたしかまだ著作権がらみの規制が始まったばかりで、何とか色々なMIDIデータが手に入ったんだった。
この曲は、「Pet Sounds」という素晴らしいアルバムに入っている。
そして、ああ、夢のような着メロができた。
あれからずいぶん経ったもんだ。
いつだったかPHSが壊れて、中に入ってた大切なデータが消えてしまった。
苦しかった頃の奥さんとのやりとりや、奥歯さんのメールも。ビーチボーイズの着メロも。
きれいさっぱり。
新しい機種は買ったけど、もちろんデータはもとに戻らなかった。
最近、その「I Just Wasn't Made For These Times」の着メロを思い出して、PCからなんとか探し出し、変換をかけて着メロに設定してみた。
ぼくは今でもまだ音楽が好きだ。
投稿者 mit : 00:04
2004年10月03日
SMiLE
ブライアン・ウィルソン、SMiLE(輸入盤)を購入。
ビーチボーイズの伝説のアルバムが38年ごし(後記: 37年のまちがいでした……)の完成を見たってわけで。
聴きながら、自分は夢を見ているのではないかと疑った!
だけど、
ブライアン・ウィルソンの新作アルバム、SMiLE
と断固として言うべき部分もあるように思う。
でも、まだもっと聴きこみたい。
投稿者 mit : 00:36
2004年10月01日
CCCDをもうすこし考える
CCCDの問題を実感してやっと、CDって古い規格なんだなと分かりました。
単にデジタルデータをやりとりするだけの世界なら、プロテクトをかけるのはもうちょい簡単。
でも、CDという本来プロテクトを意識していない規格の上でプロテクトをかけようとすると、どうしてもCCCDみたいな半端なことになってしまう。
コピーされるのが嫌なら、CDにこだわる必要はないんじゃないの?
一応プログラマーと言ってもこの方面にはまったく疎いので、素人の想像。
でも、そう思う。
CDをやめてどうするか。
各種コンピュータやプレイヤー、ポータブルデバイスで動く仮想マシンのような統一規格を作って、その上でしっかりと著作権管理をすればいい。
音楽は直接デジタルデータで配信し、仮想マシン上で管理、再生させるようにすればいい。
(再生ソフトは仮想マシン上で動くものが色々あれば楽しい。)
曽我部さんの話で面白かったことの一つは、「CDには魅力がない」という意見。
確かに、音楽が聴かれているのにCDが売れない理由の一つは、現状出回っているCDという商品にみんなが付加価値を感じていないことなんだろう。
物としての限界はあるとしても、例えば大滝詠一か誰かが言ってたけど、CDをあのサイズ、あのケース主流で売る必然性はあるんだろうか。
もっともっと色々試せば、今よりもっと魅力的な商品にできるかもしれないでしょう。
(ただ小売のための約束事は必要かもしれない。)
マテリアルとしての付加価値はデジタルコピーできないから、パッケージとかだけで勝負するならコピーは問題にならない。
コピーが問題になるのはソフトとしての音楽のほう。
それなら、再生とか配信のソフトウェア規格をもっと工夫しないといけない。
CDという現状魅力のない商品の上にあぐらをかいて、それでいてソフトウェアも工夫せずに、デジタルコピーするなといくらわめいても。
そりゃ無駄である。
やっぱりCDは高いし、簡単にコピーできちゃうんだもん。
要するに、ソフトはソフト、マテリアルはマテリアルとして、ある程度別に考えたほうがいいのでは。
ソフトは安くしっかりと管理をして、マテリアルにはそれなりの付加価値をつけて売ってください。
というのがぼくの意見。
まあ言うのは簡単だけど難しいんでしょうね。結局、過渡期ってことなのかな。
で。
ソニー・ミュージック、複製防止CDを廃止へ
だそうですね。
投稿者 mit : 00:05
2004年09月26日
CCCDって・・・(だめじゃん)
CCCDをはじめて入手。レンタルだけど。
どんなもんかいなとPCに突っ込んでみた。
15分ほどなにをうにゃうにゃして、リッピング可能であることを理解。
とくに予備知識はなかったので、検索すれば分かる範囲のことだと思います。
というわけで、CCCD、だめじゃん。
アーティストに音質の劣化を、消費者に音質の劣化と不便さ、その他もろもろを我慢させて、結局あっさりリッピングできるんじゃ、ぜんぜん意味ないっす。
CCCDというのは、既に確立し機器も普及したCDの規格を無視するもので、狭い意味だとCDに当てはまらないらしい。
そのため当然ながら、どこの再生用機器メーカーもCCCDを再生できるという保証をしていない。
もしも買って聞けなかったら諦めるしかない。
しかも、機器の寿命が縮まる可能性もある。
エラー信号や矛盾するデータを混ぜて読み取りにくくするという手法がそもそもおかしい。
ソフトウェア技術者のはしくれとしてもちょっと許しがたいです。
ちゃんとしたプロテクト技術考えようよ。
「AVEXとソニーがCCCDの採用を弾力化」(要するにCCCD統一じゃなくす)というニュースが最近あったけど、ごく当然の流れというか、CCCDを採用する時点でどうかしてる。
と実感したのでした。
ちなみに、購入したCDやレンタルCDを私的利用のためにコピーすることは違法ではありません。
ただし、コピーガードを外すのは違法らしいです。
(私的複製の範囲を逸脱するから。ぼく? いやいや、「外した」なんて書いてないですから。)
コピーの配布は当然ダメです。
グレイトフル・デッド(コピーや海賊版の作成を奨励したアメリカのサイケロックバンド)の曲なら別ですが。
参考になったサイト。
C堂 CCCD特集
曽我部さんのすてきな意見。
曽我部恵一インタビュー「音楽のこれから」
2004年09月23日
I'm Not Living Here
夢心地っす。
奥さんがサジタリアスの『プレゼント・テンス』を中古で見つけて買ってきてくれた。
前にレンタルで借りただけで、ちゃんとしたCDが欲しかったんだ。
一曲めから四曲めまで、ほんとに優雅で切なくて素晴らしい。
カート・ベッチャーの声!
ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンのことを天使の声といったりするけど、
ぼくにとってはこっちのほうがエンジェリック。
二人とももうこの世にいない人だったりするけど、しゃれではなく。
でもこのアルバム、五曲めでがくっと来る。
アレンジが・・・。
なんでこんなことになっているのだろう。
ぼくはCDを聴くときは頭からかける。
で、後半にもいい曲がいっぱいあるんだけど、五曲めのせいで印象が薄い。
投稿者 mit : 10:45
2004年09月22日
天才ポップソングメイカー
ポストオザケン!? 21才の天才ポップソングメイカー“クノシンジ”デビュー!!
OOPS!のニュースで知ったけど、こういう人がいるらしい。
1stアルバム『オレンジジュース・グレープフルーツジュース』のダイジェストサンプル。直リンOKとのことなので貼っちゃいます。(abcdefg*record)
これでもかというほど「ポップ」で、タイトルとかもう恥ずかしい感じだけど。
今ポストオザケンっても、オザケン知らない人もだんだん増えてきてますしね。
でも一度フルサイズで聴いてみたい。
ぼくは小沢健二のアルバムのなかでは、あの地味な『球体の奏でる音楽』が好きです。
「ブルーの構図のブルース」とか、「ホテルと嵐」とか、すごいスピード感。
アンプをちょっといいのに買い換えた時、このアルバムを聴き直して感激した記憶があります。
投稿者 mit : 01:24