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2004年09月26日

CCCDって・・・(だめじゃん)

CCCDをはじめて入手。レンタルだけど。
どんなもんかいなとPCに突っ込んでみた。

15分ほどなにをうにゃうにゃして、リッピング可能であることを理解。
とくに予備知識はなかったので、検索すれば分かる範囲のことだと思います。

というわけで、CCCD、だめじゃん。
アーティストに音質の劣化を、消費者に音質の劣化と不便さ、その他もろもろを我慢させて、結局あっさりリッピングできるんじゃ、ぜんぜん意味ないっす。

CCCDというのは、既に確立し機器も普及したCDの規格を無視するもので、狭い意味だとCDに当てはまらないらしい。
そのため当然ながら、どこの再生用機器メーカーもCCCDを再生できるという保証をしていない。
もしも買って聞けなかったら諦めるしかない。
しかも、機器の寿命が縮まる可能性もある。
エラー信号や矛盾するデータを混ぜて読み取りにくくするという手法がそもそもおかしい。
ソフトウェア技術者のはしくれとしてもちょっと許しがたいです。
ちゃんとしたプロテクト技術考えようよ。

AVEXとソニーがCCCDの採用を弾力化」(要するにCCCD統一じゃなくす)というニュースが最近あったけど、ごく当然の流れというか、CCCDを採用する時点でどうかしてる。
と実感したのでした。

ちなみに、購入したCDやレンタルCDを私的利用のためにコピーすることは違法ではありません。
ただし、コピーガードを外すのは違法らしいです。
(私的複製の範囲を逸脱するから。ぼく? いやいや、「外した」なんて書いてないですから。)
コピーの配布は当然ダメです。
グレイトフル・デッド(コピーや海賊版の作成を奨励したアメリカのサイケロックバンド)の曲なら別ですが。

参考になったサイト。
C堂 CCCD特集
曽我部さんのすてきな意見。
曽我部恵一インタビュー「音楽のこれから」

投稿者 mit : 2004年09月26日 16:39

コメント

こういうイベントも開催されるそうです。

やるっきゃ☆ナイト~撤退してもいい頃~
「めくるめけばいいじゃない!」
http://tokyo.seesaa.net/
イベント名やキャッチコピーのセンスがきわどいです。

リンクされていたページの、名前がわかる人の意見をざっと読んでみたのですが、
吉田美奈子と高橋健太郎の部分を読んで一時的に混乱してしまいました。
そして曽我部恵一のインタビュー。…
いろいろ思うことがでてきてしまい、長くなりそうなのでまたのちほど。
とりあえずここでは、いいページの紹介ありがとうごいました、とだけ書いておきます。

投稿者 camome : 2004年09月28日 07:27

なるほど。と今思いました。
吉田美奈子の意見、ちゃんと読んでなかったから。えへ…。
元音を聴いてなくても音質劣化云々する権利はあるとは思いますが、音質を聴いているのではなく音楽を聴いてるのでしょう、というあたりには、それはそうですともと頭を下げてしまいます。
音質については、プロの音楽家のあいだでも、明白に差がでるという意見と、ごく些細な差しかないという意見の二通りあるようで。
音楽のタイプや環境によって違ってくるんだろうか。
まあ、音質以外のところでCCCDには問題大ありだと思いますが。

リンクありがと。おもしろイベントだね。

投稿者 みと : 2004年09月28日 22:50