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2004年10月26日
朝の風景
息子は寝起きがよくない。
早い時間に泣きながら目覚めて母親にしがみつき、いつまでもぐずぐず言うこともあるし、反対に彼女が先に出かけた後でも頑固に眠りつづけ、保育園に間に合わなくなることもある。
今日は揺り動かしてもまったく眼が覚めなかった。
いろんな手管をつかう。
電話を耳元で鳴らしてみたり、抱っこして窓の外を見せたり、テレビのNHK教育をつけたりする。
眼が覚めれば楽しいことがいっぱいあるよ、という意思をこめて起こす。
息子の眼が一瞬ひらくけど、すぐにすうっと閉じてしまう。
すやすや。
あー眠るって幸せだよなあ。
二人でゆっくり眠ろうか。
夕方まで眠って……奥さんが仕事から帰ってきたら、驚くだろうな。
呆れながら笑ってくれるかな。
と思うけどがんばって起こして保育園に預け仕事に行く。
最近仕事で帰りがやや遅くなる。10時すぎに帰宅。
ネットで注文しておいた『現代詩手帖』の1992年3月号が届いてた。
中古だけどきれいな状態だった。
金子千佳の「薔薇を閉じる」という小詩集が載っている。
ゆっくり読みたいけど、心が落ち着かない。
投稿者 mit : 2004年10月26日 00:48